「ゼロから極める有機化学講習」今年も無事修了しました
今日はせっかくなので、花塾で毎年受験生を対象に行う特別な春期講習、その名も
「ゼロから極める有機化学講習」
について、紹介しようと思います。
有機化学は、
化学全範囲のうちの3分の1
を占める範囲で、一般的な塾や予備校では半年~1年かけて学びます。
しかし花塾ではこれを、花塾在籍生は全員、受験生になりたての春期講習に
「ゼロから」
「春休みのたった3週間で」
「東大レベルの問題まで」
花塾在籍の生徒全員に(※花塾では、入塾にあたる選抜試験は一切行っておりません)解けるようになってもらいます。
今年も、新高3生全員35名がこの春期講習を修了しました。
多くの生徒が有機化学を苦手とする理由
そもそも有機化学分野の難しさは、
無機化学分野と並んで暗記事項が多いものの、無機化学と違って
断片的な知識では入試問題に全く歯が立たない
ことにあります。
なぜなら、有機化学の入試問題のほとんどが、
たった 1 問の問題を解くのに脂肪族・芳香族にわたる広範囲の知識(有機化学分野全ての知識が漏れなく暗記できていること)
を必要とするからです。
それはちょうど、ピースがすべて揃わないと完成しないジグソーパズルに似ていて、
たった1 問でも有機化学の入試問題を解くためには、
有機化学分野すべての知識を習得しなければならないのです。
しかし範囲が膨大すぎる故、
覚えたはずの知識を、出来るようになる前に忘れてしまうことも多く、
有機化学は、「1年かけて勉強したのに一向にできるようにならない」ということも珍しくありません。
だからこそ花塾では、3週間集中で一気に東大レベルまで仕上げる!
そこで花塾では、そんな有機化学分野を
「記憶の維持がしやすいようあえて短期間で」
集中的に基礎知識を習得して、入試問題演習に入ってもらっています。
独学で有機化学を学ぶ場合でも、基礎知識は1~2ヶ月程度の短期間で暗記して、
その後一気に入試問題演習に入ることがおすすめです。
有機化学は一度習得してできるようになってしまえば、あとは入試問題を週に1問程度解けば知識の維持ができるので、
短期間で習得して入試演習に入るというのが実は最も得策なのです。
35名一人も脱落せずに全員がコース修了の秘訣
花塾対面授業の在籍生全員が集い、今年は満員の35名での授業となりました。
膨大な知識を最も効率よく一気に習得できるカリキュラムと、
入試問題のレベルを8段階に分けて、スモールステップに進めていくことができる
花塾オリジナル教材、
そしてパズルを解くコツを
生徒個別の弱点に合わせて的確に
鍛えていく講師の力が
揃う花塾だからこそできるコースです。
これはこの中のとある生徒のために、ある講師が作成した計画(講習後の学習計画までサポート)。
花塾では、集団講義形式の授業ではなく、
オリジナル教材を用いた演習形式の授業だから
進度はあくまでも個別に
勉強を進めてもらいます。
得意や苦手も、目標校も、スタートする時期もひとりひとり違います。
だからこそ、ひとりひとりに対して常にベストな進度やカリキュラム、学習法を個別に提案して
今回のようなハードなスケジュールでも、
35名からひとりとして脱落者を出すことなく
塾生全員に東大レベルまで到達してもらうことができるのです。
(春期講習以降に入塾した生徒様にも、個別カリキュラムにて、全く同じルートで有機化学を一気にマスターしてもらっています)
さあ、花塾受験生。ここからがスタート!!
この講習では、難関大学の入試問題が解けるようになるためのプロセスを全員に歩んでもらい、
「ああ、これぐらいやれば難関大学の問題が解けるようになるのか」
「こういうふうにやれば東大の問題が解けるようになるのか」
という基準を持ってもらいました。
するとこの後は
「ほかの分野もこれと同じようにやれば良いんだ!」という基準のもと
自信を持って受験勉強に臨めます。
35名、全員の目の色が変わりました。
塾生全員、化学強者へ。ここからがスタートです。
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